カードローンと過払い部分

あなたのカードローンは大丈夫?過払いの利息は戻ってくるかも!

カードローンでお金を借り入れした際には、必ずそのお金を返済しなければなりません。しかも、元金そのままに返済するのではなく、それに利息分を付加して支払う必要があります。元金に、借り入れしたカードローン会社の指定する利息分を付加して返済しなければならないのがカードローンの特徴とも言えるでしょう。

ところで、カードローンにおいて利息は何パーセントまで付加して良いのかは、法律によって定められています。ところが、この法律が非常にあいまいであるために、「グレーゾーン金利」と呼ばれる領域が存在するのです。というのも、金利について差だ舞えた法律には利息制限法と出資法の2つがあるのでですが、そこで定めている上限の金利が異なっているのです。その差の部分…それこそがグレーゾーン金利と呼ばれる部分です。

利息制限法よりも出資法の方が上限が高くなっているのですが、利息制限法よりも高い部分でかつ、出資法よりも低い部分…これがグレーゾーン金利なのです。実際に、支払った金利が利息制限法よりも高いものであれば、その法律を違反していると言えます。そこで、出資法よりも低い金利部分、つまりグレーゾーン金利であれば、それが利息を払いすぎている部分ともいえるのです。

とりわけ、複数のカードローン会社から借り入れをしているうちに、やむを得ず金利が高い会社から借り入れをした…そんなケースもあるようです。そのような場合に、法律で指定されている以上であり、いわゆるグレーゾーン金利に該当する金利を支払っている場合も多々あります。もし、「これは過払いではないか…」と心配される場合は、まず最寄の司法書士や弁護士に相談してみることをオススメします。実は金利が払いすぎのため、その分が戻ってくる可能性だってあるのです。